怪獣造形師の村瀬継蔵さんが2024年10月14日に89歳で死去。
村瀬さんは1935年に北海道池田町で生まれ、特撮映画の造形界でレジェンドと称される。
1957年に東方の特殊美術にアルバイトとして参加し、以降多くの怪獣映画に携わる。
代表作には「宇宙大怪獣ドゴラ」や「ゴジラ vs キングギドラ」があり、特にキングギドラの造形に思い入れがある。
2020年に特撮作品「神の筆」の制作支援プロジェクトを開始し、2024年に映画公開を控えていた。
日本アカデミー賞特別賞を受賞し、池田町への恩返しとして喜びを表明。
村瀬さんは肝臓の病気により入院治療を受けていたが、最終的に安らかに息を引き取った。