元フジテレビアナウンサーの渡辺渚さんが、人生の中で経験した最悪の出来事とその克服の過程を語った。2024年8月末にフジテレビを退社した彼女は、退社後にPTSDを抱えることになったと告白し、その内容が大きな話題となっている。
渡辺さんは2020年にフジテレビに入社し、すぐに注目を集めたが、2023年6月から体調不良で休養、7月には入院を余儀なくされた。退社後、彼女は自らのSNSを通じてフリーとしての活動を再開し、2025年1月にはフォトエッセー『透明を満たす』を出版した。この本では、PTSDの克服に向けた治療過程や、過去の苦悩について赤裸々に綴られている。
特に、雨の日に感じた恐怖や絶望感、持続エクスポージャー療法についての実体験が記載されており、多くの読者に衝撃を与えている。しかし、一方で「本当にPTSDなのか」といった批判的な声も上がっており、彼女のSNSには「セクシーな姿を見せるのは矛盾している」との意見も寄せられている。
渡辺さんはこの批判に対し、PTSDだからといって常に悲しみを背負っているわけではなく、笑えるようになることを示したいと強調している。また、彼女が着用した淡いパープルドレスが注目を集め、SNS上では賛否両論が交わされている。
さらに、フォトエッセーのサイン本が高額転売される問題や、フジテレビにまつわる疑惑も浮上している。渡辺さん自身は過去の出来事について詳細を語っていないが、彼女の経験や思いが今後どのように発展していくのか、多くの人々が注目している。渡辺さんは、PTSDを乗り越えつつある姿を示し、同じような苦しみを抱える人たちに勇気を与える存在となることを目指している。