フリーアナウンサーの伊藤友里さんが、麻雀プロリーグMリーグのリポーターを降板することを発表しました。この決定は、彼女に対する厳しい発言が引き金となり、精神的に追い詰められた結果だとされています。
問題の発端は、2025年1月24日に行われた楽屋配信でのこと。タレントの岡田さやさんが「ハキハキ喋れんかね、麻雀のこと分からんくせに」と発言し、これが視聴者の反感を買いました。この辛辣な一言は瞬く間にネット上で炎上を引き起こし、伊藤さんを巡る様々な意見が飛び交う事態となりました。
岡田さんは、発言の翌日に謝罪し、伊藤さんに対しても直接謝罪する意向を示しましたが、その後も彼女の健康状態を心配する声が上がります。1月31日には体調不良を理由にMリーグを欠席し、最終的には降板を決断しました。彼女はInstagramで、体調の回復が見込めないため、降板を申し出たと報告しました。
この一連の騒動は、二次加害とも言われる現象を引き起こしました。最初の発言に続き、他のメディアやファンからの批判が重なり、伊藤さんへの攻撃が強まったのです。特に、彼女のインタビューに対する批判が多く、ネット上では「インタビューが下手」との声が広がりました。
伊藤さんは福岡県出身で、大学時代から多様なメディアで活躍してきた経歴があります。2018年に結婚し、2020年には第一子を出産。仕事と子育てを両立させながら、Mリーグの魅力を伝える存在として期待されていました。視聴者からは「また戻ってきてほしい」との声も上がっていますが、今後の伊藤さんの動向とMリーグの対応に注目が集まります。