砲丸投げ日本記録保持者の森千夏さんが2006年8月に26歳で亡くなった。
森さんは2004年アテネオリンピックに出場し、日本記録を9回更新した。
彼女はアテネオリンピック前から体調を崩し、帰国後に入院を繰り返した。
2005年に急性リンパ性白血病と診断され、余命20ヶ月との宣告を受けたが、母親には伝えられなかった。
森さんは抗がん剤治療を希望したが、体力の消耗が激しく、自然療法に切り替えた。
彼女の親友である今村池田子さんは、森さんとの約束を果たすために努力を続けると誓った。
森さんは心の病にも苦しみ、パニック障害や円形脱毛症を経験していた。