昭和のモノマネ四天王が愛人に惨殺された衝撃の事件!佐々木つとむの裏の顔とは?

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昭和芸能史で最も残酷な殺人事件として名を馳せたのは、モノマネ四天王の一人、佐々木つとむが愛人に殺害された事件です。彼の本名は佐々木弘幸で、昭和22年に兵庫県神戸市で生まれ、モノマネタレントとしての地位を確立しました。特に、1970年代には厚清や高倉健などのものまねで人気を博し、数々の賞を受賞しました。

しかし、彼の華やかな芸能生活の裏には、ギャンブル依存症による深刻な借金問題が隠れていました。1987年、佐々木は当時の愛人、中野みさと同棲していましたが、彼女との関係は次第に悪化します。中野が佐々木の借金を肩代わりする一方で、彼はさらなる金銭を要求し、二人の間には激しい口論が頻発しました。

事件は1987年8月30日に発生しました。酒に酔った佐々木が中野を暴力で押し倒した際、彼女の愛犬が佐々木に噛みつきました。混乱の中で中野は包丁を手にし、佐々木を刺してしまいました。翌月、佐々木の遺体が発見され、死因は失血死とされました。さらに遺体には無数の切り傷があり、異常な状況が広がっていました。

中野はその後自殺し、警察は彼女を犯人として指名手配しましたが、発見された際には全身が腐敗していました。この事件は、佐々木がギャンブルに溺れ、家庭を顧みなかったこと、そして中野の狂気の暴力が引き起こした悲劇として、メディアに大きく取り上げられました。佐々木つとむの最後の舞台は1987年8月30日、鈴本演芸場でした。この事件は、昭和の芸能界に衝撃を与えつづけています。

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