フジテレビが、中居正広さんと渡邊渚アナウンサーの宿泊代を経費として計上していた件が波紋を呼んでいる。報道によると、約100万円に及ぶホテル代が会社の経費から支出されていたことが確認された。この事案は、テレビ局の幹部がタレントやアナウンサーを交えた飲み会の費用を経費として申請すること自体が異常であり、視聴者からの疑念を呼び起こしている。
視聴者は、スポンサー企業の広告費がこうした飲み会に使われていることに対する不満を表明しており、「経費はどこから出るのか」といった疑問が浮上している。特に、過去の経営陣に対する厳しい批判が寄せられており、「上場企業として終わっている」との声も多い。また、経費申請に関わった幹部の責任追及や社内のコンプライアンス意識の低さも指摘されている。
この件について、専門家たちはフジテレビの体質が長年にわたり続いてきた結果であると指摘。スイートルームでの飲み会が「仕事のため」とされる境界線が曖昧であることが問題視されている。さらに、制作費を削るために一般宿泊客に不快感を与えるような行為が行われていたことにも驚きの声が上がっている。
フジテレビは、この重大な問題に対して真摯に反省し、これまで迷惑をかけた被害者に謝罪する必要があるとされている。社外からの厳しい目が向けられる中、今後の対応が注目される。