石橋貴明が松本中居と同様の手口で女性を献上させていたことが明らかになり、芸能界は衝撃を受けています。第三者委員会の調査報告書によると、10年以上前に富士テレビの中島プロデューサーが関与した事件があったことが、文春によって報じられました。
当時20代の女性社員は、中島氏に誘われて有名番組出演者との飲み会に参加しました。その後、彼女がトイレに立った隙に、周囲の男性が姿を消し、残された出演者と二人きりになったといいます。その後、出演者である石橋貴明が突然下半身を露出し、女性社員は恐怖を感じてその場を逃げ出しました。
調査報告書は、女性社員の証言が具体的であり、彼女が危険にさらされた可能性が高いと判断しています。また、中島氏は当日の出来事を覚えていないと語る一方で、彼女が感じた恐怖については理解していると証言しました。このような状況は、富士テレビの企業文化が背景にあると考えられています。
石橋氏は現在、YouTubeチャンネルで食道癌を公表し、芸能活動を休止する意向を示しています。彼と中島氏は、14年に終了した「笑っていいとも」での接点があり、当時の関係が今回の問題に影響を与えた可能性が指摘されています。
この事件は、富士テレビにおけるセクハラや権力の不適切な行使を浮き彫りにしており、業界内での反響は大きいです。石橋氏と中島氏がこの問題に真摯に向き合わなければ、同様の事案が今後も続く恐れがあるとの声も上がっています。調査結果に対して石橋氏は真摯に受け止めているとコメントしていますが、さらなる詳細については沈黙を守っています。