堀江貴文氏がフジテレビの第三者委員会による調査結果について言及し、同局の経費処理に対する厳しい批判を展開しました。彼は、2021年11月に行われた中井正氏の女性トラブルに関連する飲み会の費用が38万1365円であることを明らかにした報告書に対し、税務上の不適切な経費申請があったと指摘しました。
フジテレビの社長、清水健二氏は、この経費が番組のロケーション費用として立替え決済されたと説明しましたが、堀江氏は「普通に脱税よね」と端的に述べ、会社の体質から見てもこれは氷山の一角であると警鐘を鳴らしました。彼は、フジテレビが過去の経費を再点検し、修正申告を行うべきだと強調しています。
堀江氏は、他のテレビ局でも同様の不正が行われている可能性があるとし、国税当局による税務調査の必要性を訴えました。特に、税務調査の結果、脱税が認められた場合には、厳しい課税措置が求められるとの見解を示しました。
また、今後の株主総会では、予算の不正流用が大きな焦点となると予想され、関係者全員が告発される可能性も指摘されました。堀江氏は、フジテレビがこのままでは倒産の危機にあると考えており、社内の経費処理の実態についても疑問を呈しました。
この問題は、今後のテレビ業界全体に影響を及ぼす可能性があり、その動向が注目されています。堀江氏の発言は、業界内外に波紋を呼ぶことになるでしょう。