フリーアナウンサーの小倉智昭さんが、12月9日に77歳で亡くなったことが報じられました。小倉さんは、秋田県出身で獨協大学を卒業後、1971年に東京12チャンネル(現・テレビ東京)にアナウンサーとして入社。その後、フリーアナウンサーとしても活躍し、特にTBSのクイズ番組「世界丸ごとハウマッチ」のナレーションで一躍有名になりました。
小倉さんは1999年からフジテレビの朝の情報番組「特ダネ」の司会を務め、軽妙な語り口と鋭いコメントで親しまれました。この番組では、4452回の放送を達成し、全国ネットのニュース情報番組における最多放送回数を記録しました。彼の存在は、日本の朝の顔として多くの視聴者に愛され続けました。
小倉さんは2016年にがんを患い、その後も病と闘いながらテレビに出演し続けました。彼の死去に際し、SNSでは多くの追悼の声が寄せられ、視聴者からの感謝の言葉が溢れています。特に、「やりたいことがあるなら今すぐやろう」という彼の言葉に感銘を受けた人々も多いようです。
また、小倉さんの最後の様子を伝えるエピソードも多く、亡くなる2日前には友人と電話で話し、感謝の気持ちを伝えたことが明かされています。彼の死は、同業者や視聴者にとって大きな衝撃となり、改めてその功績と人柄に感謝の意が表されています。
小倉智昭さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。