元大関千代大海の九重部屋が、違法賭博や未成年飲酒の不祥事により閉鎖されることが確定しました。千代大海は、過去に数々の栄光を手にした力士でありながら、いくつかの黒い噂に取り囲まれていました。特に、彼が過去に関与したとされる闇カジノや株担保での借金問題が、再び注目を集めています。
報道によると、千代大海は2010年の野球賭博問題の際、闇カジノに通っていた疑惑が浮上しました。この関係者による告発は、彼が過去に深い交流を持っていた不動産業者からのもので、長年待っていた謝罪が無かったことに対する怒りが背景にあるとされています。さらに、親方株を担保に借金をしていたという深刻な問題も指摘されています。親方株は相撲界において重要な地位を占めるもので、外部の担保に入れることはタブーとされています。
また、九重部屋では2023年、未成年力士が飲酒騒動を起こし、これにより千代大海と該当力士は謹慎処分を受けました。この力士は20歳未満でありながら酒を飲み、救急搬送される事態となりました。この騒動は、部屋の管理責任や指導体制の不備を浮き彫りにしました。
プライベートでは、千代大海は妻との間に子供がいないことが話題となっています。結婚から10年以上が経過するも、子供がいない理由については様々な憶測があります。ファンの間では不妊治療の可能性や、弟子を我が子のように育てているとの見方も存在します。
このように、千代大海を取り巻く一連の問題は、相撲界全体に波紋を広げています。彼が今後どのように部屋を立て直し、信頼を回復するのかが注目されます。日本相撲協会や他の親方たちがどのようにこの問題に対応するのか、さらなる動向が期待されます。