歌手で俳優のいしだあゆみさんが、76歳で亡くなったことが報じられました。所属事務所によると、彼女は2023年3月11日午前4時48分、甲状腺機能低下症のため都内の病院で息を引き取りました。葬儀は家族のみで行われ、お別れの会は本人の意思により行わないとのことです。多くのファンが彼女の訃報に悲しみを隠せません。
いしださんの名曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』は1968年にリリースされ、大ヒットを記録しました。この曲は150万枚以上売上げ、今なお多くの人々に愛されています。また、女優としても数々の映画賞を受賞し、ドラマ『北の国から』では母親役を演じ、多くの視聴者の心を掴みました。
しかし、彼女の私生活には波乱がありました。1969年には演歌歌手の森進一さんとの関係が噂され、1977年には萩原健一さんと結婚。その後、萩原さんの逮捕や離婚を経て、再婚は果たされませんでした。晩年は独自の生活スタイルを貫き、ミニマリズムを実践していたといいます。
近年は激痩せや健康状態が心配される声もありましたが、いしださん自身は特に重病ではないと語っていました。彼女の晩年は非常に静かで、プライベートが謎に包まれていました。所属事務所は、長年の応援に感謝の意を表し、彼女の記憶が永遠に残ることを願っています。
いしだあゆみさんの人生は、波乱に満ちたものでしたが、その才能は今後も多くの人々に語り継がれるでしょう。彼女の楽曲や演技を振り返りながら、心からのご冥福をお祈り申し上げます。