シンガーソングライターのイルカさんが、2023年のNHK紅白歌合戦に32年ぶりに出場することが発表され、注目を集めています。イルカさんは1975年に「なごり雪」で一世を風靡し、その後も数々の名曲を生み出してきました。彼女は、音楽活動の他にもラジオ番組のパーソナリティを務め、著書も多数出版しています。
しかし、イルカさんは最近、健康上の問題に直面しています。2021年から頸椎の問題に悩まされ、医師からはギターを弾くことを控えるように言われていました。彼女は自身のSNSでこの状況を報告し、ギターをスタンドに固定して演奏する方法を見つけたことを明かしました。ファンからは多くの励ましの声が寄せられ、イルカさんは「日常生活に支障はない」と安心させています。
イルカさんの私生活についても注目されています。彼女は1972年に音楽プロデューサーの神部和夫さんと結婚し、その後20年間にわたり彼の介護を行っていました。和夫さんはパーキンソン病を患い、2016年に亡くなりました。イルカさんは、彼との愛を貫いた思い出を振り返り、彼が病気であったことは一部でしかないと語っています。
息子の神部トさんは、フォークソングのシンガーソングライターとして活動し、現在はラジオパーソナリティなど多方面で活躍しています。家族の絆やイルカさんの音楽活動は世代を超えて受け継がれ、紅白歌合戦での出場も新たな世代に彼女の魅力を伝える機会となるでしょう。今後の彼女の活動にも期待が寄せられています。