元横綱の稀勢の里が管理する二所関部屋で、未成年力士に対する飲酒問題が深刻な事態に発展しています。最近流出した動画では、複数の力士が酒盛りを行い、その中で未成年者に酒を強要する様子が映し出されています。この動画はSNS上で拡散され、日本相撲協会も事実関係を調査中です。
動画には、全裸の力士が酒瓶を肛門に押し当てられるという衝撃的なシーンが含まれており、周囲の力士たちはそれを笑いながら見守る様子が見受けられました。また、未成年の力士が酒を飲む場面もあり、これに対する周囲の無関心が問題視されています。
二所関部屋の親方である稀勢の里は、かつて日本出身の横綱として人気を博し、引退後は若手力士の育成に力を注いでいました。しかし、今回の問題により、部屋の管理責任が問われる事態となっています。特に、未成年者の飲酒が法律で禁じられている中で、このような行為が行われたことは、相撲界全体にとっての信頼を揺るがすものです。
大野里関もこの騒動に関与しており、過去には未成年力士への飲酒を共用した疑惑が持たれていました。日本相撲協会は、彼と親方に対して厳重注意処分を下していますが、一部からは処分が甘いのではないかとの声も上がっています。
この問題は、相撲界における上下関係や倫理観の欠如を浮き彫りにし、将来的な再発防止策が求められています。今後、さらなる調査が進む中で、二所関部屋の運営や指導体制に対する厳しい目が向けられることでしょう。相撲界の品格を守るためには、根本的な改善が急務です。