安住紳一郎アナウンサーが、人気タレント中居正広の女性トラブルについての発言が波紋を呼んでいる。2024年1月18日放送の「情報7デイズニュースキャスター」では、中居の9000万円に及ぶ女性トラブルについて取り上げられ、その際の安住アナの表情が注目を集めた。

このトラブルは、2023年6月にフジテレビの幹部社員が中居に飲み会を提案し、被害女性が参加したことから始まった。結果、被害女性は中居からの性被害を訴え、精神的な問題も発症したとのこと。中居は後に代理人を立てて慰謝料を支払うことで解決を図ったが、その後も被害者は中居を許すことができないと語っている。

フジテレビは当初、同社社員の関与を否定していたが、1月15日に文春オンラインが報じた内容では、現役の女性アナウンサーが幹部に誘導される形で中居との飲み会に参加し、意に沿わない行為を受けたと告発した。この報道を受けて、フジテレビは調査委員会を設置し、事実確認を進めている。

安住アナは、三谷幸喜からの問いかけに対し微妙な反応を見せ、視聴者の間でその表情が話題に。普段は堂々と進行する安住アナが、今回のトピックに対しては下を向き、言葉を濁した。これに対し、「他局も調査すべき」という意見が多く寄せられた。

また、過去にTBSでも同様のトラブルがあったことから、テレビ業界全体が厳しい目にさらされている。安住アナの発言が、今後のテレビ業界の接待文化や女性問題に対する意識を変えるきっかけとなるか、注視される。中居正広とフジテレビの問題は、テレビ全体に波及する可能性があり、さらなる真相の解明が求められている。