巨人が新外国人選手としてトレイ・キャベッジ選手の獲得に動いていることが分かりました。キャベッジ選手はエンゼルスからアストロズを経て現在パイレーツに所属しており、188cm、92kgの体格を持つ右投げ左打ちの外野手です。主にレフトやライト、さらには一塁や三塁も守れる versatility を兼ね備えています。

キャベッジ選手はパワーヒッターとしての素質があり、広角に打球を飛ばす能力が際立っています。特にスイング速度はメジャーリーグでの平均が92.8マイル（約149.3km/h）で、これはメジャー14位に相当し、大谷翔平選手やジャッジ選手と同様に高い数字です。彼の打撃フォームも進化しており、エンゼルス時代からアストロズに移籍後は、右足を浮かせずにリズムを取るスタイルに変わっています。

2023年のメジャー初出場以降、キャベッジ選手は数々の印象的なプレーを披露してきました。特に注目すべきは、トリプルスリーを達成した3A時代の成績で、107試合で打率.360、30本塁打、32盗塁を記録しています。また、彼は大谷選手との関わりも多く、初ホームランを打った際には大谷選手が喜ぶ姿が印象的でした。

日本のプロ野球に挑戦する意欲を持つキャベッジ選手は、すでに「キャベツ君」としてトレンド入りしており、その愛称でも親しまれています。巨人に加入する際には、どの打順に入るのかも注目されるポイントです。パワーとスピードを兼ね備えたキャベッジ選手が日本の野球にどのような影響を与えるのか、ファンの期待が高まっています。正式な契約が決まれば、さらなる情報が提供される予定です。