北の富士の葬儀に暴力団が参列する可能性が浮上しています。彼の死が公表されたのは20日夜で、都内の小部屋でお別れ会が12月に開かれる予定です。北の富士は長年にわたり暴力団関係者との親密な関係があったとされ、そのため葬儀には関係者が参加するのではないかと注目が集まっています。
北の富士には過去に逮捕歴はないものの、書類送検されたことがあるとされています。1964年には新入幕としてデビューし、その後の成績も優秀でしたが、1965年には拳銃を預けたことが発覚し、書類送検されました。この時、彼は日本相撲協会からの処分は受けていませんでしたが、当時の相撲界では暴力団との関係が問題視されていました。
北の富士が暴力団関係者と関わりを持つようになったのは1971年のことで、泉組の暴力団員と共に行動していたことが報じられ、相撲協会から厳重な処分を受けました。彼はその後も暴力団関係者と交流を持ち続け、再婚した妻も暴力団関係者の紹介で出会ったとされています。彼の私生活では、妻との意見の相違から離婚に至ったとも言われています。
北の富士には娘が一人おり、彼女には子供もいますが、晩年の家族との交流は不明です。北の富士の人生は、スポーツ界のスターでありながら暴力団との関係が影を落とすものでした。彼の葬儀がどのような形で行われるのか、注目が集まっています。