立川志らくがコメンテーター業を引退する意向を示し、視聴者の間で波紋を呼んでいます。彼は「本当に嫌いな仕事」と述べ、最近の発言によって視聴者からの強い反発を受けていることを明らかにしました。特に、2024年11月4日放送の昼帯での発言が問題視されており、年収の壁問題を扱った際に女子大学生の状況を軽視するようなコメントをしたことが批判を招いています。
志らくは「103万円を超えるかどうかは簡単な計算」と発言し、学生に対して年間計画を立てるべきだと主張しました。しかし、発言の背景には、学生が直面している厳しい現実があったにもかかわらず、彼はその点を理解していない様子でした。この発言に対し、視聴者からは「完全にずれている」との声が上がり、彼のコメンテーターとしての信頼性が揺らいでいます。
また、過去にはSNS上での不適切な投稿を行ったふわちゃんを擁護する発言や、ジャニーズ事務所の創業者に関する問題についての発言が物議を醸しており、志らくの立場や意見が社会問題に対する理解不足を露呈する結果となっています。彼は自身の発言が炎上し、心が苦しいと明かし、コメンテーターの仕事に対する嫌悪感を表明しました。
今後、志らくはコメンテーターを卒業し、役者業に専念したい意向を示しています。この一連の出来事は、メディアの言論の責任や社会問題に対する理解の重要性を再考させるものであり、視聴者からの信頼を取り戻すためには、より深い洞察に基づいた発言が求められるでしょう。