大谷翔平と敵だった強打者ヘルナンデスがドジャースへ移籍「あの時の翔平の対応に感動したんだ」米メディアが一斉報道「シルバースラッガー賞を2度も獲得した強打者の電撃移籍」【海外の反応/MLB/野球】

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大谷翔平選手と敵対していた強打者テオスカー・ヘルナンデスが、ロサンゼルス・ドジャースに電撃移籍したことが、米メディアによって一斉に報じられました。ヘルナンデス選手は、エンゼルス時代の大谷選手との対戦中に見せた紳士的な対応が印象的だったと語っています。

ヘルナンデスは、ドジャースと1年250万ドル(約33億9000万円)で契約を結びました。特に注目すべきは、彼の過去3年間の打率が3割を超える高水準である点で、左打者が多いドジャースのラインナップに右打者としてのバランスを加えることが期待されています。現在の構想では、大谷選手とフレディ・フリーマンが2番、3番に配置され、ヘルナンデスが4番に入る可能性もあるとされています。

ヘルナンデスは、2020年と2021年にシルバースラッガー賞を受賞し、オールスターにも選出された実績を持ち、MVP投票でも上位に食い込んだ経験があります。しかし、2023年の成績はやや低迷しており、特にマリナーズでのOPSは741とキャリア最低でした。シアトルの球場が投手有利であるという点が影響したと考えられています。

また、大谷選手との関係も注目されています。昨年、ヘルナンデスは大谷選手からの投球を受けた際に見せた柔軟な対応が話題を呼び、日本のファンの間で「男前」と称賛されました。ドジャースに移籍することで、二人は同じチームメイトとなり、今後の活躍が期待されています。

この移籍は、ドジャースがエンゼルスから選手を獲得し続けるという皮肉な状況を生み出しています。ドジャースは、オフシーズンに大谷選手を筆頭に、強力な補強を続けており、来シーズンの優勝争いに向けて新たな戦力を手に入れました。新シーズンでは、大谷選手とヘルナンデスの躍動する姿が見られることでしょう。