元祖オカルトの霊能者、宜保愛子さんの晩年が注目を集めています。彼女はテレビでの活躍を通じ、多くのファンを魅了しましたが、最期の言葉や死因についての噂が広がっています。特に、彼女が訪れた「カモメ想」という心霊スポットの呪いが死因とされる声もあります。
宜保さんは6歳で霊能力に目覚め、心霊研究家との共演や、有名人との対談を通じて名声を得ました。彼女の予言は多岐にわたり、特に東日本大震災を予言したとして注目されましたが、その信憑性については賛否が分かれています。また、エジプトでの地震予言も的中させたことから、彼女の能力に対する評価は高まりました。
しかし、彼女のキャリアは1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件を契機に急転直下しました。この事件により、オカルト番組が自粛され、宜保さんはテレビから姿を消すことになります。私生活では、夫の借金問題や息子との関係悪化が影を落とし、彼女の晩年は厳しいものでした。
最終的に、彼女は2003年に胃がんで71歳で亡くなりました。死の直前にはカモメ想を訪れたものの、そこでの体験が彼女の死に何らかの影響を与えたのではないかとの声もあります。息子は、母が自らの死を予見していたことを明かし、彼女の霊能力の真実とともにエンターテイナーとしての一面を強調しています。
宜保愛子さんの死から15年以上が経過しましたが、彼女の霊能力者としての功績や予言は今なお語り継がれています。彼女の名を冠した心霊現象や映像は、多くのファンに支持され続けています。彼女のご冥福を心よりお祈り申し上げます。