俳優の陣内孝則(じんない たかのり)さんが、肺癌の手術を受けたことを明らかにし、ファンや関係者に衝撃を与えました。彼は、都内で行われたドラマ『ダブルチート 偽りの警官』の制作発表会で、病状を告白しました。陣内さんは、手術を受けた際の医師からの説明として「ステージ2A」と診断されたことを明かし、術後の経過は順調であると報告しました。彼は手術から1週間後には自宅療養を経て仕事に復帰する許可を受け、「術前より元気」と笑顔を見せました。
陣内さんはまた、2012年頃から白髪が目立つようになり、これが病気に関連しているのではないかとの噂が流れていました。しかし、彼自身はそのことについて具体的に言及せず、あくまで髪を染める必要があったために白髪を隠していたと説明しています。これに対し、バセドウ病の可能性も指摘されましたが、陣内さんはその噂を否定しています。
一方、陣内さんは過去に約10億円の借金を抱えていたことを告白しました。友人や知人からの支援を受けて返済を進め、6年前に全額を完済したということです。これにより、彼の芸風も変わり、「余裕のあるスタイルに変わった」と述べています。
さらに、陣内さんの家族に関する話題も浮上しています。彼の長男、陣内太郎さんは過去に刑事事件に関与した疑いがあり、2017年にはアイスホッケーの試合中に相手選手に大怪我を負わせたとの報道がありました。この件は最終的に不起訴処分となりましたが、太郎さんは現在フジテレビで制作スタッフとして働いているとされています。
陣内さんの私生活では、妻でモデルの陣内えり子さんとの結婚生活が注目されています。夫婦は1987年に結婚し、31年ぶりに公開された写真で仲睦まじい様子を見せました。陣内さんは妻の誕生日には毎年、年齢の数だけバラの花を贈る習慣があると語り、愛情を表現しています。
陣内さんはまた、結婚の理由について「勢い」と明かし、当時は経済的な理由もあったことを告白しました。このように、彼の人生は波乱に満ちたものであり、今後の彼の活動と健康状態に注目が集まります。