歌手の和田アキ子が18日、TBSの番組「アッコにおまかせ」に出演し、11日の放送での不適切な発言について謝罪しました。彼女は、パリオリンピックで金メダルを獲得したやり投げ選手、北口榛花選手を動物に例えたことに対し、リスペクトが足りなかったと反省の意を示しました。
問題の発言は、北口選手が競技中にうつ伏せでカステラを食べる姿に対し、「なんかトみたいなのが横たわっている」と発言したことから始まりました。この発言はSNS上で多くの批判を呼び、和田さんは謝罪を決意しました。彼女は「可愛いと思った瞬間に出た言葉が動物に例える言葉だったので、申し訳ない」と説明しました。
和田さんは、北口選手に対する深い愛情と応援の気持ちを語り、彼女の努力に感動したことを強調しました。しかし、和田さんの発言が不適切だったことは否定できず、彼女自身もその認識を持っています。現在、「アッコにおまかせ」は放送開始から39年で初めての苦境に立たされており、これまでの発言が引き金となったとされています。
また、和田アキ子は自身の発言が誤解を招いたことに対して謝罪し、「もう二度と同じことが起きないようにしたい」と述べました。彼女の謝罪に対し、北口選手側が公式なコメントを出していないことも注目されています。
和田さんの発言に対する反応は多岐に渡り、さまざまな意見が寄せられていますが、今後の彼女の言動には一層の注意が求められることでしょう。社会が多様性と尊重を重視する中、言葉の選び方がますます重要になっています。