明石家さんまが過去に女優の沢口泰子さんとの関係について語り、衝撃のエピソードを明かしました。2025年2月29日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演した際、明さんは沢口さんに避けられていた理由を語りました。1985年のNHK連続テレビ小説『身尽し』で共演した際、プロデューサーから「明さんとは話さないように」と指示されていたというのです。その理由は、沢口さんがドラマの中で標準語を話す役だったため、明さんの大阪弁が影響を与えると懸念されたからだそうです。
当時、17歳か18歳だった明さんは、沢口さんが自分との会話を避ける理由を長い間理解できずにいましたが、最終的に彼女から食事に誘われ、事情を聞かされたことで謝罪を受けたと明かしました。このエピソードを振り返り、明さんは「他の事務所に恐れられていたことを実感した」と語り、当時のモテ男としての自負を示しました。
さらに、明さんは中井正弘さんとの共演NG疑惑についても触れました。中井さんがスマップの元メンバーであることから、距離を置かれていたとし、仕事の面でも長い間一緒に活動できなかったことを初めて明かしました。この背景には、ファンの期待やメディアの報道も影響していたようです。
また、明さんは自らの引退を考えた瞬間についても語りました。2024年7月、FNS27時間テレビで声が出なくなった際、引退を真剣に検討したといい、所属事務所の社長との会話でその思いが一転したことを振り返りました。明さんは、声の出る限り、芸能活動を続ける意志を示しており、視聴者に向けて「楽しんで生きることが大切だ」と語りました。
さらに、結婚と遺産問題にも触れました。明さんは、再婚の意思がないことを明らかにし、遺産については「子供たちに相続させるつもりはなく、国に寄付したい」と述べました。彼は、金銭的な支援がなくとも、子供たちが自立して楽しい人生を送ることを重視しているようです。この発言にはスタジオから驚きの声が上がり、明さんの考え方が注目を集めました。
このように、明さんの過去のエピソードや芸能界での人間関係、さらには人生観についての話は、多くの人々に影響を与え続けています。明石家さんまの存在は、これからも日本のエンターテインメント界において重要な位置を占めることでしょう。