みのもんたさんが死去、80歳。東京都出身の彼は、知人によれば1日未明に家族に見守られながら息を引き取ったという。葬儀・告別式は個人の意向により、親しい者だけで静かに行われる。
みのさんの突然の訃報に、芸能界からは多くの追悼の声が上がっている。俳優のおざわとみおさんはInstagramで「元気に飲みに行こうという話をしていたのに、あまりにショックで言葉になりません」と心情を吐露。タレントの渡辺マリナさんも「豪快で明るく優しいみのさんが寂しい」と語り、心よりご冥福を祈った。
みのもんたさんは、1967年に文化放送に入社し、1970年代にはディスクジョッキーとして深夜放送ブームを牽引。その後、フジテレビのプロ野球チンプレイコープレイや、日本テレビの午後は○○おもいっきりテレビなど数々の人気番組で司会を務め、06年には1週間で最も多く生放送に出演する司会者としてギネス世界記録に認定された。
彼はまた、2005年からはTBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」でもその存在感を発揮し、多くの視聴者に親しまれた。彼のコメントは常に視聴者目線で、多くの人々に愛され続けた。
一方で、みのさんの晩年には、息子の逮捕や芸能界からの追放といった苦難もあった。家族や知人からの支えを受けながらも、孤独死の真相が報じられる中で、彼の人生は決して平坦ではなかったことが伺える。
みのもんたさんが最後に入院したのは、今年の1月16日。都内の焼肉店で食事中に肉を喉に詰まらせ、緊急搬送されたが、その後一時意識を失ったとされる。関係者によれば、彼は一時持ち直したものの、その後の容体は回復しなかったという。
このように、みのもんたさんの急逝は多くのファンや仲間に衝撃を与えた。彼の豪快で魅力あふれるキャラクターは、今後も多くの人々の記憶に残り続けるだろう。最後に、彼が愛した家族や友人たちと共に、静かに安らかに眠ることを願いたい。