82歳のアニメソング界のレジェンド、佐々木いさおさんが、監視性肺炎急性増悪による緊急入院を発表し、多くのファンから心配の声が寄せられています。彼は2025年3月18日、体調の異変を感じた後、タイから帰国して約1週間で症状が急激に悪化し、緊急入院を余儀なくされました。血中酸素濃度が極端に低下したことが判明し、医療機関からは4月末までの仕事を控えるよう指示されたとのことです。
佐々木さんは、80歳を超えてもアニソンライブで20曲以上を歌い上げるなど、驚異的なバイタリティを誇ってきました。そのため、今回の病気に対して多くのファンが衝撃を受けています。過去には、2018年に喉のウイルスによる入院を経験しながらも、その後すぐに復帰した実績がありますが、今回の病状はそれ以上に深刻と見られています。
また、彼の私生活にも関心が寄せられています。佐々木さんは2度の結婚歴があり、最初の妻とは1976年に離婚し、息子の学ぶさんを一人で育てることになりました。その後、1981年に声優の上田美さんと再婚し、互いに子連れ同士での家庭を築きました。再婚当初は、子どもたちの間に摩擦が生じることもありましたが、最終的にはそれぞれの息子が独立し、平穏な家庭を築いているようです。
佐々木さんの音楽キャリアは、1960年に高校在学中にデビューし、以来60年以上にわたって続いています。1974年には「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌で大ブレークし、アニメソング界の象徴的存在となりました。彼の歌声は多くの人々に愛され続け、アニメ文化において欠かせない存在となっています。
現在、佐々木さんは健康上の問題に直面しているものの、強い精神力と回復力を持つ彼に対して、ファンは復帰を心待ちにしています。彼が病気を克服し、再びステージで元気な姿を見せてくれることを願う声が高まっています。