俳優の舘ひろしが所属するロックバンド「クールス」のリーダー、佐藤秀光さんが2025年3月17日に死去したことが報じられ、彼の死を受けて舘はクールス解散の裏側やメンバー間の関係について語りました。
佐藤さんは、1月17日に原因不明の肺炎により緊急入院し、3月7日に退院したものの、その後の容態が急変し、家族に見守られながら息を引き取りました。クールスは1975年に結成され、当初は約20人のメンバーが集まったものの、7人に絞られて活動を始めました。彼らは伝説のロックバンド「キャロル」の解散コンサートをきっかけに、音楽の道を進むこととなります。
しかし、バンド内の緊張が高まり、特に舘の俳優活動がメンバー間の不和を引き起こしました。彼は映画出演が多くなるにつれ、音楽活動への専念を望んでいた他のメンバーとの距離が開いていったと語っています。1977年には、メンバーとの関係が修復不可能なほど悪化し、舘はクールスを脱退しました。
彼は自身のブログで、メンバーたちの裏切りに対する失望を語り、バンド活動への情熱を失ったことを明かしました。このような背景から、クールスの再結成が難しいとされていました。
さらに、最近の報道によると、舘と他のメンバー間の和解の兆しが見え始めているという情報もあります。共通の友人である玉川正美さんの死をきっかけに、メンバーたちが再び集まることができたとされています。しかし、舘と岩木光一さんが顔を合わせることはなかったため、再結成の可能性は依然として不透明です。
また、舘はプライベートにおいても注目されており、結婚しているものの子供はいないことが話題になっています。彼は浮気を許容する考えを持っていることが明らかになり、夫婦の距離感についても独自の見解を持っています。
舘ひろしの音楽と俳優としての活動は、今後も多くの人々の関心を集めることでしょう。クールスの歴史とメンバー間の複雑な関係は、今後も語り継がれていくに違いありません。