人気YouTuberのヒカルが、同じく有名なヒカキンに対する痛烈な批判を続けている理由が明らかになった。ヒカルは自身のYouTubeチャンネルにおいて、ヒカキンについて「数字はすごいが、実際に見ている大人はいない」と発言し、ヒカキンの人気が今後落ち込むと予測した。この発言は、ヒカルが過去にヒカキンをディスったことがあることを踏まえたもので、彼のYouTube活動が始まってからの10年間の中での彼の立場や思いも反映されている。
ヒカルは、ヒカキンが1600万人の登録者を達成した際にも、彼の成功に対して「登録者数の価値が落ちている」とし、過去のように「登録者を増やすためには中身が重要」と強調した。ヒカルは「人を応援したいと思わせるファンの数が大切」と述べ、表面的な数字ではなく、質のあるコンテンツの重要性を訴えた。
一方、ヒカキンは自身の生配信で、ショート動画が海外でバズり、登録者急増の理由であると分析。彼は2020年からショート動画に力を入れており、その成果が現れていると語った。ヒカルとは異なる戦略で成功を収めている様子が伺える。
このような中、他のYouTuberであるシバターもヒカルの発言に反発し、ヒカルが「オワコン」とされることについて非難した。シバターは、ヒカルの数字がヒカキンに劣っていることを指摘し、様々なYouTuberがそれぞれのスタイルで活動していることを強調した。これに対してヒカルは、自身のスタイルを貫く姿勢を示している。
ヒカルは2013年にゲーム実況チャンネルを開設し、順調に成長を続けてきた。しかし、2017年にはフィンテックサービスを巡るトラブルで活動休止を余儀なくされ、その後の復活を遂げている。彼は「どんなことも受け入れて活動を続けていく」と語り、現在は再び人気を取り戻している。
ヒカルの発言や行動に対して、ネット上では賛否が分かれており、ヒカキンのコンテンツが子どもから大人まで楽しめると評価される一方で、ヒカルの炎上商法には痛々しさを感じる意見も多い。これからのYouTube界でのヒカルとヒカキンの動向に注目が集まる中、彼らのファンはそれぞれのスタイルや価値観を受け入れ、応援を続けることだろう。