2025年2月28日 – ロサンゼルス、アメリカ
ロサンゼルス・ドジャースのスーパースター、大谷翔平(30)が、ネット上で拡散された「大谷翔平 騙されて無事死亡」という衝撃的なデマ情報に対し、ついに公式な反応を示した。この奇妙で悪質な噂は、YouTube動画
問題の動画は、「大谷翔平が詐欺に遭い、その結果として死亡した」とする内容をまとめ形式で投稿したもので、タイトルに「2chまとめ」「5chスレ」を含むことから、匿名掲示板の書き込みを基にしたものとみられている。しかし、内容に具体的な証拠や信頼性は一切なく、視聴者の反応を煽るための釣り(クリックベイト)である可能性が高いと指摘されていた。それでも、大谷の知名度と人気ゆえに、このデマは瞬く間に拡散し、一部では「本当に何かあったのか?」と心配する声も上がっていた。
この騒動を受け、大谷は28日未明(日本時間)、自身の公式Instagramアカウント(@shoheiohtani)を通じて短い声明を発表。「最近、僕に関する変な噂が流れているみたいですが、全然大丈夫です。生きてますし、元気です。心配してくれた皆さん、ありがとう」と綴り、笑顔の写真とともに投稿した。さらに、「こういうデマに騙されないでくださいね。野球に集中して、良い結果を出すことが僕の答えです」と付け加え、冷静かつ前向きな姿勢を見せた。
ファンからは安堵の声が殺到し、X上では「良かった、大谷無事で安心した」「生きててくれてありがとう!」といったコメントがトレンド入り。一方で、「こんな悪質なデマを流すなんて許せない」「YouTube側はどうにかしろ」と、デマの発信元や拡散者への怒りを表明する声も多く見られた。実際、問題の動画は公開からわずか数日で数十万回再生を記録しており、コメント欄も「釣りだろ」「大谷が可哀想」と賛否両論で荒れていた。
大谷は現在、2025年シーズンに向けたトレーニングに励んでおり、昨年末にドジャースと結んだ10年総額7億ドルの契約後、さらなる活躍が期待されている。今回の騒動が彼のパフォーマンスに影響を与えることはなさそうだが、ネット上のフェイクニュースが及ぼす影響について、改めて議論を呼んでいる。
この事件を受けて、YouTubeや関連プラットフォームに対し、「誤情報の取り締まり強化」を求める声も高まりつつある。大谷翔平の「生きてます」発言でひとまず収束の兆しを見せたものの、ファンは今後も彼の安全と活躍を祈り続けている。続報があれば、随時お伝えする。