中居正広が全番組降板となった真相が明らかになり、テレビ界に大きな波紋を呼んでいます。2025年1月12日に放送予定だったフジテレビの大型トーク番組「誰かとトナが突として面」が、急遽休止されることが発表されました。この決定は、中居氏の女性トラブル疑惑が報じられたことを受けてのもので、関連番組も次々と差し替えや放送中止が行われています。

特に注目を集めているのが、日本テレビの「ザ！世界行天ニュース」において、中居氏の出演シーンが全面カットされたことです。中居氏は長年この番組のMCを務めており、その存在は欠かせないものでしたが、今回のトラブルを踏まえ、全ての映像が削除される異例の事態となりました。この結果、共演者である笑福亭鶴瓶さんにも影響が及び、SNSでは彼が映らないことに対する驚きの声があがっています。

また、TBSやテレビ朝日でも中居氏がMCを務める番組が相次いで放送中止となり、CMに関しても多くの企業が中居氏を起用した広告を削除しています。これらの動きは、企業イメージを守るための措置と見られていますが、ここまでの規模で中居氏の姿が消えるのは前代未聞です。

後任MCとして最も名前が挙がっているのは、フリーアナウンサーの宮根誠司さんです。長年、情報番組を担当してきた宮根さんですが、中居氏のようなトーク力が求められる番組に適任かどうかは視聴者から疑問の声も上がっています。一方で、中居氏が引退する可能性もささやかれており、今後の動向に注目が集まります。

中居氏はこれまで、数回にわたり根宝賞を受賞し、公益活動にも積極的に取り組んできました。しかし、今回のスキャンダル報道によってそのイメージが大きく揺らいでいます。被害女性が中居氏とのトラブル内容を第三者に相談していたという情報もあり、フジテレビ側が適切に対応しなかったことが問題視されています。古い社風が残るフジテレビに対する批判も強まっています。

中居氏本人は、現時点で一切のコメントを出しておらず、テレビ局やスポンサーは混乱を抱えています。視聴者からは、早急に状況を説明し、番組の今後を明らかにするべきだとの声が高まっています。中居氏の今後の発言が待たれる中、テレビ業界は大きな変革の時を迎えていると言えるでしょう。