ロックバンドX JAPANのボーカリスト・TOSHIと、バンドのリーダーであるYOSHIKIの関係が再び注目を集めています。2023年7月28日、X JAPANは約8年ぶりに新曲「ANGEL」をリリースしました。この新曲は、YOSHIKIが生放送の音楽イベント「THE MUSIC DAY」で初めて歌唱したことでも話題になり、ファンの間で感動が広がりました。
YOSHIKIは、朝のSNSで「重大な決断をした」とつぶやき、ファンの間に様々な憶測を呼びました。夜には、「説得されて、初めてX JAPANの新曲をテレビで歌うことになった」と明かし、これに感涙するファンも多く見られました。しかし、TOSHIは2018年以降、事実上の活動休止状態にあり、彼が新曲を歌わない理由や、二人の確執についての噂も再燃しています。
音楽関係者によると、TOSHIはX JAPANの曲をテレビで歌うことを固く拒否しており、YOSHIKI自身の映像を使用することも認めていない状況が続いています。このような中で新曲がリリースされること自体が驚きであり、元々「ANGEL」は二人が不仲になる前にレコーディングされていたと言われています。YOSHIKIは、全てのレコーディングを終えた後も何度も手を加えることで知られており、リリースが遅れる理由ともなっています。
さらに、YOSHIKIが昨年結成したバンド「THE LAST ROCKSTARS」も、多くの未発表曲を抱えていますが、YOSHIKIは未だ納得のいく形には至っていない様子です。新曲のリリースから得られる利益は微々たるものであり、TOSHIとの不仲の噂が再燃することはむしろマイナスに働く可能性があります。
「THE MUSIC DAY」でのYOSHIKIの歌唱は、関係者によるとボーカル問題が解決されなかった中での特別な状況であったと推測されます。音源は2014年に収録されたものであり、TOSHIがボーカルを務めた可能性が高く、YOSHIKIはTOSHIに歌ってほしかったという思いもあったのかもしれません。
また、X JAPANの復活の鍵を握るのはギタリストのSUGIZOであるとも言われています。SUGIZOは新曲リリースについてSNSで触れ、「国宝級の声をぜひ感じてください」とメッセージを発信しました。このメッセージは、YOSHIKIが直接言及することが難しい中で、SUGIZOが間に入る形での発信であると考えられています。
TOSHIとYOSHIKIは高校時代にバンドを結成したことからX JAPANが始まりましたが、当初から上下関係があり、YOSHIKIが権力を握る状態だったとされています。そのため、二人の関係は音楽を通じたものであり、私的な親しさは薄かったとされています。YOSHIKIはTOSHIに対し高いパフォーマンスを求め、完成された歌詞の一つ一つに込められた感情を丁寧に解説し、プレッシャーをかけていたと言われています。このような背景から、二人の関係は次第に悪化していったとされます。
TOSHIはその後、宗教団体に関与し、洗脳事件に巻き込まれるなどの影響でX JAPANを脱退することになり、長い間絶縁状態が続きました。しかし2007年にバンドが再結成され、YOSHIKIとTOSHIが再び同じステージに立つことを望む声も多く、ファンは二人の関係の修復を願っています。
今回の新曲「ANGEL」とその背後にあるメッセージは、TOSHIとYOSHIKIの複雑な関係を浮き彫りにするものであり、今後のX JAPANの活動に注目が集まります。ファンにとって、二人が再び共演する姿を見ることができるのか、期待が高まるばかりです。