最近、女優の橋本環奈さんに関する評判が低下しているとの報道が相次いでいます。彼女が主演するNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の視聴率も振るわず、各局や視聴者からの支持が失われつつある現状です。その理由や背景について詳しく見ていきます。
まず、橋本さんは今年の大晦日に放送される第76回紅白歌合戦の司会から外されることが決定しました。昨年に続き4年連続での司会が内定していたものの、視聴率の低下が影響し、関係者が「もうこれ以上は無理」と語ったことが報じられています。彼女が紅白の司会に選ばれた理由は、Z世代の支持があったからですが、主演の『おむすび』が歴代朝ドラの平均視聴率を大幅に下回り、視聴者離れが進んでいるため、今後の起用が危ぶまれています。
『おむすび』の視聴率は、3月1日時点で12%台後半と、過去の最低記録を更新する勢いです。このまま推移すれば、さらに悪化することが懸念されています。視聴率の低下を受け、CM起用を予定していた企業も撤退を決めており、約2億円の売上が失われる可能性があるとのことです。広告関係者の間では、橋本さんと人気女優の芦田愛菜さんとのCM起用者数ランキングが話題となっており、差が縮まる中で逆転も視野に入っていたものの、現状では芦田さんに軍配が上がっているようです。
さらに、橋本さんのスケジュールも影響を及ぼしています。舞台『千尋の神隠し』の公演と朝ドラの収録が重なり、彼女の演技力や現場の雰囲気に悪影響を与えたとの指摘があります。昨年の舞台の稽古と公演が同時進行していたため、朝ドラの収録現場は活気を失い、視聴者を引きつける作品になることが難しかったようです。
また、橋本さんは週刊誌においてプライベートな問題も報じられ、これが彼女のイメージダウンに繋がったとされています。特に、彼女のパワハラ疑惑が浮上したことは、人気低迷の一因と見られています。
視聴率の低下が続く中、NHKの朝ドラの運営側も対応を見直さざるを得なくなっており、『おむすび』の朝ドラ受けの回数を減少させるなどの施策が取られています。しかし、ストーリー自体も視聴者の興味を引くものではなく、特に中高年層に響かない要素が多いとされます。
今後、橋本さんは4月に新たなドラマ『天久高尾の推理カルテ』で主演を務める予定ですが、同様の問題が発生するのではないかと懸念されています。制作側が彼女のスケジュールに合わせることで、作品の質が低下する可能性も指摘されています。
芸能プロ関係者によると、橋本さんの人気が高いために制作側がオファーを出し続け、その結果、スケジュールが過密になり、作品のクオリティが損なわれるという悪循環が生じているとのことです。人気タレントの多忙さが逆に彼女自身の足を引っ張っている状況が浮き彫りになっています。
橋本環奈さんの今後の活動に対する期待は依然として高いものの、このまま視聴率が低迷し続けるようであれば、彼女の人気回復は難しいかもしれません。ファンや視聴者の支持を取り戻すための戦略が求められています。