人気ロックバンド「ZIGGY」のボーカル、森重樹一さんが深刻な精神障害とアルコール依存症に悩まされていることが明らかになりました。彼の所属事務所である「ロックギルド」は、2024年12月22日に公式X(旧Twitter)で森さんの状態を報告し、マネジメント契約の解除を発表しました。この契約は、2024年12月31日をもって終了することが決まっています。
森さんは、同年12月13日に行われたZIGGYのツアーが終了した後、ブログで感謝の意を表しつつ、活動停止を宣言しました。しかし、彼は旧所属事務所との間でトラブルが発生していることを示唆し、「退職金も渡さなかった」との不満を漏らしました。さらに、事務所との関係について「俺は事実上フリー」と宣言し、ソロ活動への意欲を示しました。
ところが、森さんの健康状態は悪化の一途をたどっており、特にアルコール依存症の影響が大きいとされています。彼は自身のブログで、クリスマスライブ後に体調を崩し、病院での治療を受けたことを報告しました。具体的には、吐き気や脱水症状に苦しんでおり、精神的にも不安定であることがうかがえます。
事務所の社長は、森さんの状態について「電話ではいつも通り穏やかな感じだが、途中で感情が高ぶることもある」と述べており、依存症の病状が相当悪化している可能性を示唆しました。また、森さんは極度の被害妄想や脅迫性障害を抱えているとも報告されています。
森さんは、2024年12月27日に自身のブログでアルコール依存症の経験を語り、依存症に対する理解を深めるためのイベントにも参加してきたことを明かしています。最近の投稿では、入院治療を検討していることや、体調の回復を目指していることも記していますが、依然として厳しい状況にあることは明白です。
プライベートでは、森さんは結婚しているとされ、子供が二人いることも分かっています。ただし、結婚についての公表は行っておらず、家庭内の状況については詳細が明らかにされていません。最近では別居の噂も浮上していますが、本人からの公式なコメントはなく、真相は不明のままです。
森重樹一さんの現在の状況は、音楽界における彼の存在感を考えると非常に心痛むものです。今後の彼の健康状態や活動の行方に、多くのファンが注目しています。