女優で歌手の中山美穂さんが、12月6日に東京都内の自宅浴室で亡くなっているのが発見されました。享年54歳。彼女の葬儀は12月12日に行われ、家族や関係者約30人が参列しました。中山美穂さんの妹で女優の中山忍さんが喪主を務め、葬儀には美穂さんが愛したダリアの花や思い出の写真が飾られました。特に、最後のステージとなったビルボード横浜での公演時のドレスが中央に置かれ、感動的な雰囲気の中でお別れが行われました。
中山忍さんは、姉への感謝の気持ちを込めてコメントを発表し、「姉は一生懸命な人で、私にとっては大好きな姉であり、皆さんにとっては永遠のシャイニングスターです」と語りました。葬儀の際、忍さんは感情を抑えきれずに涙を流し、参列者たちもその様子に涙しながら見守っていました。
中山美穂さんの長男は、パリから急遽帰国し自宅を訪れましたが、葬儀には参加しませんでした。その理由は明かされていませんが、彼と母親は自宅で静かに再会し、貴重な時間を過ごしたと伝えられています。
中山美穂さんは、2015年から薬物疑惑に悩まされることがありました。当初の噂は誤解から生じたものであり、実際には彼女が薬物を使用していたという証拠はありません。彼女の活動は、2002年の結婚を契機に一時休止し、パリでの生活を選びましたが、2013年に日本での活動を再開し、多様なメディアでの露出を試みていました。
また、彼女が住んでいた自宅は、株式会社バーニングパブリッシャーズが所有するビルであり、彼女はその関係でサポートを受けながら活動を続けていました。中山美穂さんの死去は、多くのファンや関係者にとって大きな衝撃となり、彼女の功績や思い出が語られています。彼女の音楽や演技は、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。