フジテレビの椿原慶子アナウンサー(39)と永島優美アナウンサー(33)が、3月31日をもって同局を退社することが発表され、日本のメディア界に衝撃が走った。視聴者の間では「なぜ2人が同時に退社するのか?」と憶測が飛び交う中、ついにフジテレビの会長が沈黙を破り、その理由を明かした。
会長は3月6日に行われた記者会見で次のように語った。
「今回の退社は、個々の決断を尊重したものです。椿原アナは家庭との時間を大切にしたいという思い、永島アナは新たな挑戦に向けた一歩を踏み出したいとのことでした。しかし、それだけではありません。局内の環境やこれまでの改革が、彼女たちの決断に少なからず影響を与えたのは事実です」
特にアナウンス室では、フリーアドレスの導入や相談しやすい空間作りなど、働き方の改革が進められていたが、結果としてアナウンサーたちの退社を防ぐには至らなかった。
また、会長は今後についても触れ、
「アナウンス室のさらなる環境改善を図り、視聴者に信頼される番組作りをしていく所存です」
とコメントした。
フジテレビでは、2022年に久慈暁子アナ、2023年には三田友梨佳アナなど、エース級のアナウンサーの退社が続いており、今回の2人の電撃退社は、その流れに拍車をかける形となった。
視聴者の信頼回復と局内改革の行方に、今後も注目が集まることは間違いない。