2024年6月30日、神奈川県の戸塚カントリークラブで開催された堂レディースゴルフトーナメントの最終日、桑木志帆選手が待望のツアー初優勝を果たしました。彼女の優勝は、これまでの努力と家族の支えが実を結んだ瞬間となりました。
桑木選手は岡山県岡山市出身の21歳。4歳の頃からゴルフを始め、小学生の頃からプロを目指して努力を重ねてきました。中学時代には中国女子アマチュアゴルフ選手権で優勝し、その後も数々の大会で輝かしい成績を収めてきました。2021年にプロ入りした彼女は、すでにその実力を証明しており、特に昨年の聖堂レディースではプレーオフで惜しくも敗れた経験がありました。この度の優勝は、そのリベンジを果たす意味でも特に意義深いものでした。
大会初日から好調を維持し、最終日には攻撃的なプレースタイルでピンを狙ったショットと強気のパッティングが光りました。最終的に4バーディー、1ボギーの69で回り、通算11アンダーで優勝を果たしました。涙の喜びを見せた桑木選手は、彼女のポテンシャルの高さを改めて証明しました。
桑木選手の成功を支えたのは、日々の努力だけでなく、家族のサポートも大きかったようです。特に父親は、彼女のゴルフ人生に大きな影響を与えた存在であり、障害者施設で働いています。父親は桑木選手が4歳でゴルフを始めるきっかけを作った人物でもあり、プロとしての試合に同行し、献身的にサポートしてきました。一方で、母親の情報はあまり公開されていませんが、桑木選手の目標に対して当初は否定的だったものの、彼女の活躍を見て応援するようになったといいます。
桑木選手は2024年から2027年までの契約をダイワハウス工業株式会社と締結し、新たなスポンサーシップのもとでツアーに挑むことを発表しました。これにより、彼女は岡山みとカントリークラブからの移籍を果たし、新たな挑戦に向けての意気込みを見せています。桑木選手は「ダイワハウスグループの一員として、昨年の初優勝を果たしたい」とコメントしました。
また、彼女は現在、8社のスポンサーと契約しており、地元岡山の企業が多く名を連ねています。年収は推定5000万円以上とも言われており、人気や成績によって変動する可能性もありますが、今後の活躍が期待されます。
桑木選手はおしゃれで明るい性格でも知られ、ファンからも人気を集めていますが、結婚についてはまだしておらず、恋愛に関する報道もありません。プロゴルファーとしての活動に専念している彼女の今後の成長から目が離せません。
桑木志帆選手の活躍は、今後も多くのファンに感動を与えることでしょう。彼女のさらなる挑戦に期待が高まります。